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床に座っていると腰が痛くなる原因と今すぐできる改善方法

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「いつも床に座っていると腰が痛くなります。どうしたらいいんですかね?」
「床に座っていると腰に負担がかかっているように思うんですけど、あぐらってよくないんですか?」
「ソファを買わないと腰痛は避けれないですかね?」
「座椅子っていいんですか?」
「床に座るときに、腰が痛くならないようにする方法とかってありませんか?」
…etc
日々、腰痛に悩むクライアントさんの施術にあたっているとものすごく多いこれらの質問。
この記事を読まれているということは、あなたも床で生活することが多く、座りっぱなしになると腰が痛む日々で困っているのではないでしょうか?
そして、床に座るのは腰に良くないような気がしている。ソファやちゃんとしたイスに座って生活した方が腰には良いし、楽なのは知っている、聞いたことがある。
だけど、
・ソファを置く選択肢は現実的ではない、スペースがない。
・床の生活でずーっと来ているから、この方が好き。
・子育て上、床にいて相手をしなきゃいけないからこの生活は変えれない。
などなど
様々な理由で床に座る生活は変えれない状況だと思います。
そこで、この記事では冒頭にも羅列しましたが、このように床の生活が多く、座っていると腰が痛い方へ今すぐできる対策方法をお伝えしていきます。
床で座っていても腰が痛くなりにくい状況は今すぐ、そして簡単にできます。
その鍵は「座り方」
では、本題へいきましょう。

床で座る生活をしていると、腰痛は出やすいのは間違いありません

腰の負担は増えます、確実に。


いきなりですが、画像で日常生活における腰への負担を解説します。
これは、スウェーデンのナッケムソン医師が公開している腰の椎間板(背骨の間にあるクッション)にかかる負担を数値化したものです。
見ていただくとお分かりかと思いますが、
立っている時の腰の負担が「100」
座っているときの腰の負担が「140」

となっています。つまり、座る方が立っているより腰に1.4倍もの負担がかかるということですね。
「なぜ、立っている時より座っている方が腰に負担がかかるの?」
ここで、この疑問が浮かんで来たのではないでしょうか?よくクライアントさんからも聞かれます。
なぜかざっくりというと、、、
人間の上半身の重みは下半身よりも重たい(内臓、脳、頭の重さ)のですが、立っている状態だと、上半身の重みが腰、股関節、ひざ関節、足首、、と腰だけでなく、下半身の関節に重みを分散してくれるんですね。
でも、座っている状態だとどうでしょうか?
上半身の重みは腰で全て受け止めることになりますよね。
ざっくりというとそれが理由です。
「なるほど、だから座っていると上半身の重みの重力が腰にかかるのか〜」
と、終わってはいけません!!
この記事のテーマはあくまで、
「床に座っていて腰が痛む」です。
僕が何を言いたいかと言いますと、、

 
はい、これ!これです。
今回のテーマからすると、
「座って前かがみの負担 195」
⤴︎これはイスに座って前かがみの状態のことを言っています。
と、同時に床に座っている時の
「あぐら、三角座り、足を伸ばして座る」

この状態と同様だということ。
それをまず知っておいてください。
つまり、床に座ってあぐら、三角座り、足を伸ばして座る状態で生活していると、そりゃあ腰に負担はかかりますよ!ということです。

「床であぐら」
   ↓↓
「前かがみになりやすい」
   ↓↓
「背中が丸まり」
  ↓↓
195+@の負担が腰にかかる
こうなります。
手にコントローラーを持って、ゲームでもやってそうな感じですね。
最後に+@と記載しましたが、これは僕が思う+@です。
どういうことかというと、
イスに座って前かがみと比べて、床に座るとあの関節に負担がかかるからです。
あの関節とは、
そう、「股関節」です。
股関節と腰はとても関わりが深い関係にあります。
股関節のねじれがあることで、腰痛はもちろん、坐骨神経痛、すべり症、分離症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間板炎、椎間関節症、、、などなどの疾患による症状を引き起こしていることも少なくありません。
坐骨神経痛で1年以上悩んでいた男性が股関節のねじれを調整することで、スーッと楽になっていくなんてことは珍しくないくらいです。
そのため、床にあぐらや三角座り、長座は股関節に負担がかかる。
股関節に負担がかかるとより、腰にも負担が増える。
その増えた分が、僕の考える+@です。
 
当然、長座(足を伸ばして座る)、三角座りも同様です。
↓↓↓

 
「床で長座(足を伸ばして座る)」
   ↓↓
「前かがみになりやすい」
   ↓↓
「背中が丸まり」
  ↓↓
「195+@の負担が腰にかかる」
長座もこうなりますね。
背骨を、姿勢の正そうとしてもやりにくいんですよね、この座り方は特に。
あなたもそう感じていませんか?
次は、三角座り。

「床で三角座り」
   ↓↓
「前かがみになりやすい」
   ↓↓
「背中が丸まり」
  ↓↓
「195+@の負担が腰にかかる」
これも当然、こうなります。
左右のお尻の出っ張った骨(坐骨と言います)も痛くなりますよね。
特にフローリングでは。。
あなたは、どんな座り方をしていますか?
これに加えて、もっと腰に良くない、首や肩や股関節や膝まで負担がかかる座り方があります。
それは、、、これ。やっていませんか?

女性がやってしまいがちなNO.1。
「お姉さん座り、横坐り」です。
これは、絶対にさけましょう!
腰に負担がかかるのはもちろん(僕のイメージ的に250位です)、首、肩、背中、お尻、股関節、膝、足首にまで負担がかかってしまうんです。
画像に赤い線で示しましたが、背骨がクニャクニャと後ろから見てS字カーブを作って、カラダが倒れないようにバランスをとって座ることになります。この横坐りってやつは。
女性らしい座り方なんですけどね。。。
膝が喋れたら「やめてー!!」って言ってます。
膝は曲げ伸ばし専門の関節でして、ひねりにはとても弱いんですね。良くスポーツ選手が怪我をして「膝の00靭帯損傷で完治、完全復帰まで3ヶ月 今季絶望」なんて、記事をよく見ると思います。
あのような怪我のほとんどが膝を捻る動作が強く入った際に起こっています。
お姉さんずわりをずーっとしていると、捻った膝に体重がかけられる状態ですので、将来変形膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)と言って、膝の変形で階段が辛い、歩くのが辛いといったことで悩む要因になったり、進行すると人工関節にする方もいるので、習慣化させないことが大切です。
もちろん、腰の負担がかかるのはいうまでもありません。
この横坐り習慣が、首肩こりを慢性化させている女性の方も少なくありません。
首にもめちゃくちゃ負担がかかりますので、、知っておいて欲しいなと思いますね。
では、床に座ることで腰にかかる負担についての解説はここまでにしておきます。
あなたの座り方はどうでしょうか?
どの座り方をしていますか?
では次に、その負担を今すぐ軽減させる方法、座り方を解説していきます。

床に座る際に、腰の負担を激減させる方法(座り方)

まず、動画で解説します。


※音声が出ますので、音量と周りの環境に注意してくださいね。
 
動画でまとめましたが、ざっと文章でも解説しておきますね。
まず、大前提として!
「横坐り、お姉さん座りは極力しない」
これが大前提です。
するとしても、少しの時間にしましょう。
ここで、よくある質問が
「床に座るときに、腰の負担が少ないのって、どの座り方ですか?」
これですね。あなたもそう思っていたかもしれませんね。
正座、あぐら、長座、三角座り、、とありますが、
僕がオススメする順番は、
①正座
②あぐら
③長座、三角座り
この順です。
できれば、正座、あぐらで時間が経ったらチェンジしてあげるのがベストです。
正座は膝に疾患や症状がある方はできない場合もありますが、腰の負担はいちばん少ないですね。
長座と三角座りをオススメしないのは、背骨を伸ばしにくい、姿勢を正しにくいのが理由です。
やっていただくとわかると思いますが、正座が一番姿勢を正しやすいのを実感するはずです。
つまり、腰の負担が減るということですね。
前置きはここまでにしましょう。
今すぐ床に座る際に腰の負担を減らすのは、動画でもお伝えしましたが、
「ぶ厚めのクッションでお尻の位置をあげる」
たったそれだけです。

 
こんな感じですね!
これは、あぐらバージョンですが、お尻の下にぶ厚めのクッションを敷いて、お尻の位置をあげています。
お尻の位置をあげてあげることで、背骨が起こしやすくなるので、腰の負担が瞬時にグッと減ります。
今すぐ、敷いてあげてください。もちろん座布団でも構いません。座布団なら二枚重ねにしてもいいですね。
正座の際は、座布団一枚か薄めのクッションをスネの下か、ふくらはぎと太ももの間に挟んであげましょう。正座もそれだけでだいぶ楽になりますよ。
 

おわりに

普段は床の生活が多く、座っていると腰が痛い方へ、床に座ることで腰に負担がかかるメカニズムと今すぐできる対策方法をお伝えしてきましたがいかがでしたか?
僕も実は中学時代に、腰椎椎間板ヘルニアと腰椎分離症(腰の背骨の疲労骨折)を経験して、ものすごく辛い腰痛を経験しています。
その際ももちろん、その後も腰に負担のかからないように座り方には敏感になっていました。
「これは腰に負担がくるな、この方が腰はグッと楽だな。あんまり痛くないや。」
と、試行錯誤し、腰痛と格闘してきましたが、現在では腰痛のクライアントさんにお伝えできるいい経験だったと思います。
この記事が、床に座って生活していて、腰痛が気になっているけどどうしたら楽に座れるかわからず困っている方のお役に立てれば嬉しいです。
今すぐできる対策方法なので、早速試してみてくださいね。
川上健史郎
 

著者:
 川上 健史郎
所持資格:

中学時代にヘルニアを克服し競技復帰したことをきっかけに治療家を志す。柔道整復師・コアコンディショニングトレーナー・自律神経整体・介護予防訓練士の資格を取得し、某Jリーグのユースや整形外科での治療、学生競技のトレーナー、高齢者に向けた体操教室の講師活動をしながら日々治療にあたり、今に至る。

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