あ〜腰が痛い、、、しかも右だけ痛い、、、特に右を使ったわけでもないのに、なんで右だけ痛いの?
こんな経験がある方は要注意です。この記事では、右だけの腰痛が肝臓疲労からきていること・肝臓疲労の改善方法を知ることで、あなたの腰が改善されて予防もすることができる内容になっています。
いくらストレッチや体操をしても右の腰痛が改善されない方は、肝臓の疲労によって右腰に痛みが出ている可能性が高いです。
もしこのブログを読まないといつまでも右腰の痛みが取れないかもしれません。
そもそも腰痛ってなに?
腰痛とは、腰周囲に痛みがある状態のことで、
- 筋肉
- 関節
- 靭帯
になんらかの負担がかかり痛めていることを指しています。
では、特に痛みを感じる筋肉を見ていきましょう。
どこの筋肉が痛めやすい?
腰の中で痛めやすい筋肉は、脊柱起立筋と大腰筋です。
脊柱起立筋は体を支えている筋肉で、9つの筋肉が集まって脊柱起立筋と呼ばれています。
体前面とのバランスをとる筋肉で、姿勢を保つ重要な筋肉の1つです。
大腰筋は、太ももを持ち上げる動作で使います。つまり歩く・走る動作で使っています。
この2つの筋肉は、背性を支えたり、歩くなどで連続して使うことが多くなり、その分疲労しやすいので、痛めやすい筋肉になります。
でも、姿勢を支えたり、歩いたりするだけで両方ならわかるけど、右だけ痛めるって中々想像つきませんよね。
内臓疲労から筋疲労が起こる
食べ過ぎた時に肩がこるようなことや飲み過ぎた次の日に腰が張っていたりすることはありませんか?
これらは、内臓疲労が起こると内臓体制反射という機能で、肩や腰の筋肉が硬くなるという仕組みです。
例えば
- 胃の具合が悪いと背部
- 心臓だと左の肩部
- 子宮だと腹部
こんな風に内臓の状態が悪いと筋肉が硬くなり、痛みを感じてしまいます。右の腰も内臓が関係しています。
では、右だけ腰が痛くなる原因を見ていきましょう。
右だけの腰痛になるのは、肝臓疲労からだった
右だけの腰痛になる原因の1つに肝臓疲労があります。肝臓が疲労すると右腰が痛くなるって想像できませんよね。肝臓は人体の右側に位置し、横隔膜のすぐ下にあります。肝臓の疲労が進むと右の腰・右の背中に痛みが出ます。
肝臓が働きすぎて疲れきっている状態で、肝臓が疲れるとうっ血して血液が溜まります。人体の中でも1㎏〜1.5㎏の重さがあって内臓の中では1番重い臓器がさらに重くなり、右側に傾くことで、右の腰に痛みというサインを出して腰や背中が痛みというサインで知らせているだけなのです。
肝臓自体には、痛みを感じる神経がないので、痛みを感じることはありません。ですが、肝臓を包んでいる腹膜という膜の痛みを周りの組織が受け取り腰が『痛い』と感じます。
では、肝臓に負担をかけていないかチェックしてみましょう。3つ以上当てはまれば要注意です。
自己診断チュックシート
1、長期間右の腰だけが痛い
筋肉や靭帯などに炎症や傷ができていれば、遅くても1週間で痛みは緩和するはずです。1週間以上痛みが続く場合は肝臓からのサインかもしれません。
2、暴飲暴食が続いている
肝臓といえば、アルコールを分解するイメージがあると思いますが、肝臓の働きは過剰に摂り過ぎた栄養の分解・排泄を行います。暴飲暴食が続くと肝臓は常に働いている状態になり疲れてしまいます。
3、睡眠不足
体を動かしたりする時のエネルギーは、肝臓に蓄えられているので起きている時間が長ければ長いほど肝臓が働く時間が長くなり、肝臓が疲れてしまいます。
しかも、体を動かした時に出る老廃物も肝臓が処理するので起きてる時間が長いと老廃物の量も多くなり、肝臓の働きが増えさらに疲労が蓄積しやすい状態になります。
4、運動不足
運動不足が続くと、手や足からの血流の戻りが悪くなり、血液が汚れてしまいます。その汚れた血液を処理するために肝臓が働き疲れてしまいます。
5、ストレス
肝臓を活動させているのは、副交感神経です。体にストレスを感じると交感神経を働かせて体は対処しようとします。交感神経が優位な状態では、副交感神経は働きが鈍くなり、解毒や排泄が間に合わなくなります。
その結果、肝臓の仕事量が山のように膨らんでいき、常に働いている状態になり疲れてしまいます。
6、薬の常用
薬も体にとっては毒です。少しであれば大丈夫なのですが、長期的に服用していると肝臓が常に働いている状態になり、疲労します。
では、肝臓を回復させるにはためにはどうしたらいいかを見ていきましょう。
肝臓を回復させるには、食事から
肝臓を回復させるために1番重要なことは食事です。
肝臓の回復には色々な栄養素が必要になります。
- スルフォアファンを多く含むブロッコリーや芽キャベツのアブラナ科の野菜
- 肝臓の解毒を助けるニンニクや玉ねぎ
- 肝臓の炎症や浄化を助けるりんごやグレープフルーツ
などを積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
右腰だけが長期的に痛みが出ている場合は、肝臓の疲労が原因になっていることがあります。
ストレッチや体操でもあまり効果が出ない方は、食事の改善をしてみてはいかがでしょうか。