今日も目が疲れたなぁ。
目が疲れると頭痛がする。
パソコンの仕事だから仕方ない。
そんな話をよく聞きますが実は予防が可能です。
こちらでは目の疲れから来る頭痛の原因と予防法について書いていきます。
目の疲れから来る頭痛の正体
眼精疲労による症状はさまざまですが人によっては目の症状だけでなく首や肩のこり、頭痛などを伴います。
またイライラしやすくなるのも特徴です。
目は皮膚同様、紫外線を直接浴びるためたくさんの活性酸素が発生していると考えられています。
長時間のパソコン作業などは目に強いストレスを与えさらに多くの活性酸素を生み出す元凶に!
この活性酸素が頭痛の原因となっているんですね。
活性酸素は脳内で炎症を起こす物質として知られ大量に出来ると激しい頭痛に襲われます。
この活性酸素を除去するためには肝臓で作られる酵素が必要になります。
つまり目の疲れを回復させるには肝臓の助けが必要なのです。
しかし肝臓がいつも助けてくれるとは限りません。
なぜなら肝臓の役割は非常に多く他に手をとられる作業が山積みだからです。
次は肝臓を疲れさせる原因について書いていきます。
肝臓を疲れさせる原因
肝臓の役割は大きく3つあります。
それが代謝・分解・貯蔵になります。
全ての食事は胃や腸で分解され吸収された後に肝臓に一旦運ばれます。
代謝とは肝臓が様々な栄養素を各部位で使いやすいように作り変える作業です。
また食べた物などには食品添加物やばい菌などの体にとって有害な物が含まれています
それらを分解するのも肝臓の役目です。
アルコールも分解するのでお酒を飲み過ぎれば肝臓が悪くなるのはこのためですね。
さらに肝臓はエネルギー源からミネラル、ビタミンも貯蔵しています。
これだけたくさんの作業を黙々とこなし、さらに代謝の過程で活性酸素が発生するのでそちらにもたいしょしないといけません。
当然作られた活性酸を除去する酵素が足りなければ目の方には行きませんね。
大切なのは肝臓を元気にして活性酸を取り除く事なので次は肝臓を元気にする方法を書いていきます。
肝臓を元気にするには
肝臓の修復にはたんぱく質が不可欠。
タンパク質の原料となるタウリンやロイシン、アラニンなどを含む貝類やたこ、いか、レバーなどが重要です。
お酒の後にシジミのみそ汁を飲むのは理に適っていますね。
またレバーにはレバーには脂溶性ビタミンのA、Dや水溶性ビタミンのB2などが豊富に含まれています。
長寿者の多い沖縄やグルメの国フランスでもレバーなどの内臓を積極的に食べています。
また同じビタミンでも野菜などの植物性食品ではβカロテンの形で存在し体内でビタミンAに変わります。
しかしレバーなどの動物性食品ではビタミンAの形で存在し利用が可能です。
そしてビタミンAは目の保護膜成分を作るのでしっかりとって目の疲れを予防しましょう。
レバーに関しては油と摂る方が効率的なのでレバ刺しが油と塩なのは納得ですね。
補足
肝臓が元気になると朝起きた時の感覚が変わるでしょう。
肝臓は疲労物質も分解しているので正常に働いている時は朝に疲れを残しません。
これを一つの目安として肝臓の改善に取り組んでくださいね。
まとめ
頭痛の原因は様々ですが目の疲れから来る頭痛は多いと言えます。
目は皮膚に守られていないため酷使すれば疲労はすぐに溜まってしまいます。
目の周りを温めたりマッサージしたりするのは気持ち良いですが根本的な解決にはなりません。
目の疲れを予防するには肝臓の状態を良くしておく必要があるので食事には気をつけてみて下さい。