今日も便が出ない。そんな時は腰痛も同時に出ている気がする、、、。
冬になって寒くなってくると冷え性もつらいしどうしたらいいの!
女性には特に多い悩みですね。
そもそも便秘に腰痛、冷え性はお互いが影響しあっているのでまとめて撃退するのがお勧めです。
今回は悩みをまとめて撃退する3つの方法を書いていきます。
繰り返す便秘や腰痛、冷え性の関係
まず便秘と冷え性の人に共通するのは水分不足の可能性。
便秘に関しては言うまでもありませんが冷え性も実は水分不足が原因で起こるのです。
共通するのは汗のかき方です。
実は汗をかきやすい人は便秘になりやすく冷え性の人は汗をかきやすいのが特徴ですね。
なぜなら身体は冷えている時ほど体内の温度を保つために身体の水分を排泄しようとします。
寒い時におしっこが近くなるのと同じメカニズムで結果として体内からは水分が失われます。
この状態だと血液がドロドロになるので筋肉の疲労が回復せずに痛みを引き起こすのは当然と言えるでしょう。
特に大腸は背中にくっつくようになっている臓器なので便が溜まり重くなれば腰に余計な負担をかけてしまいます。
つまり全ての症状を撃退しようと思えば水分の摂取は必須と言えます。
次は特に秋から冬にかけてお勧めの飲み物を紹介します。
秋から冬はほうじ茶
ほうじ茶は茶葉を軽く焙じる(ほうじる:火を通す)ことで香りを豊かにしたお茶として知られています。
ほうじ茶特有の香ばしい香りには脳に対するリラックス効果があることが研究で証明されています。
なぜなら茶葉に含まれるアミノ酸と糖が焙煎され結合することで香りは一段と豊かになりストレスを軽減させて自律神経を安定させる作用を引き出すからです。
そのため水分不足以外にもストレスや自律神経の乱れといった精神的な問題が原因となっている便秘にも非常に効果がありますね。
緑茶や紅茶などのカフェインを多く含む他のお茶は体内の熱を奪って冷えを悪化させる恐れがあります。
ほうじ茶にはカフェインがほとんど含まれていないため温めて飲むことで冷え性を改善するのに有効となります。
(補足)
コーヒーやアルコールなどの利尿作用が強いものを飲み過ぎるとせっかくほうじ茶を飲んでも効果が半減するので気をつけて下さい。
どれだけ水分を摂っても出て行く分が多ければ台無しです。
身体への吸収量と排泄量のバランスをとるためにもミネラル豊富で利尿作用の少ないほうじ茶は最適と言えます。
また水分を摂取した後は血液の流れを促進するために二つ目の方法としてストレッチも組み合わせましょう。
水分摂取の後にはストレッチ
こちらでは職場でも出来るストレッチをご紹介します。
座った状態で手を組んで前に押し出しましょう。
そして手のひらを表に向けて前へ伸ばすと僧帽筋という背中の筋肉を刺激することが出来ます。
特にPCやスマホなどを見るときに顔が前に出てしまう人にはお勧めですね。
湯船に浸かっている時でも出来るので10秒くらいを目安に気がついたらやると効果的です。
そしてお風呂から出たら水分補給を忘れずに。
もう一つは掌を合わせて伸びをしましょう。
背骨を持ち上げるイメージで合わせた手を天井に向かってグーっと伸ばします。
これにより腰の辺りから腕に繋がっている広背筋のストレッチが出来るので腰痛の改善にもなりますね。
こちらも10秒くらいを目安に気持ちいい程度に伸ばしましょう。
どちらもお風呂でも出来るのでお風呂でやると腰痛と冷え性の改善を同時に行えます。
最後は寝る前の呼吸法を紹介します。
寝る前の呼吸法
布団の上で仰向けに寝た状態で息を大きく吸いましょう。
この際にお腹を膨らましながら10秒かけて深く吸います。
そしてお腹を凹ませながら20秒かけて吐きましょう。
普段、座り仕事などで深呼吸が出来ていないと横隔膜の動きが悪くなります。
この状態だと内臓への刺激が足りず便秘の原因となります。
また寝る前に行うとリラックスさせる副交感神経が活発になるので寝ている時に排便の準備が整いやすく朝に排便しやすくなります。
この呼吸を寝る前に5回ほど行うと就寝もスムーズになり身体の回復力も高まります。
まとめ
水分は摂っているつもりで不足している事がほとんどです。
また摂っていると答える人の中にはコーヒーやアルコールなどを数えている人もいますが数えません。
摂る時には常温を意識してもらうとより効果的なのでストレッチと呼吸法と合わせて行ってもらうと便秘や腰痛、冷え性をまとめて撃退できるのでぜひ試してみてください。