腰に負担が一番掛かる姿勢とは?
姿勢からくる腰の痛みについて知りたい!そのような事に興味はありませんか?
私自身も腰痛を持っており、姿勢に対して悪い事をしてしまうと腰痛になったりしますので、凄く凄く姿勢と言うのは大事だなと実感しています。
この記事ではこういう姿勢は危険で腰が痛くなりますよと言うことを伝えていきます。さらに、普段からのよい姿勢のポイントをお伝えしていきますので、この記事を読んで頂く事によりあなたの腰の痛みが楽になりますよ。
是非、この記事を通じであなたの腰を守ってあげてくださいね。
立っているより、座っているほうが腰に負担が掛かっている!?
まず、座っているのと立っているのどちらが腰に負担が掛かっているか知っていますか?
それは座っている姿勢の方が腰に負担が掛かっていると言われています。
どういうことか説明していきますね。
まず、体の中の話しをしていきます。
人間の体には背骨があります。そして、その背骨と背骨の間に椎間板と言われるクッションの役割をする軟骨があります。
この軟骨はクッションなので衝撃を吸収したり、骨と骨がすりあったりしないための役割を果たしています。
そこで、軟骨に対してどの姿勢がどれくらいの負担が掛かっているのかと言うことを、スウェーデンの整形外科医、ナッケムソンと言う人が、軟骨にかかる負担に対しての研究を行いました。
立っているときの軟骨に対しての負担を100として研究を行った結果こうなりました。
上向きで寝る 25
横向きに寝る 75
まっすぐ立つ 100
立ってから前かがみ 150
椅子に座る 140
座って前かがみ 185
このように座っている姿勢は立っている姿勢よりも腰に負担が掛かっています。
デスクワークなどで疲れて来て前のめりになる人いますよね?そういう人はかなり腰に負担が掛かっていると言う事です。
学生の時に机にベタンと寝ている格好も同じくダメと言う事ですね。
腰痛の人は座り方や立ち方を、見直しましょう
立ち方
写真の赤いラインを見てください。
綺麗な立ち方とは上から、耳の穴・肩の中央・中指・外くるぶしのあたりに一直線になる姿勢です。
立ち方のポイント
顎をひく
肩の力を抜き左右の肩の高さを揃えて
お尻をキュッと閉めてください
体重が両足に均等に掛かっている(これは感覚でOKです)
これが綺麗な立ち方です。
この立ち方をする事で腰に対しての負担が違います。
座り方
写真の赤いラインを見てください。
綺麗な座り方とは上から、耳の穴・肩の中央・お尻のあたりに一直線になる姿勢です。
座る時のポイント、
背もたれとお尻がぴったりとくっつく
足の裏全体が床につく(つかない場合は足おきをいれる)
お腹は少し前に出て腰が少しそる
意外と大事な肘置きについて
膝が宙ぶらりんになっていると肩が凝りやすいので、もし肩こりもある方でしたら
肘置きの高さを調整できる椅子に変えて、肘が宙ぶらりんにならないように調整してみてください。
購入を考えている方は、必ず可動式の肘置きタイプを選んでください。
腰痛以外にも姿勢が悪いとこんなふうな弊害があります
見た目が悪い→暗い人に見える・自信がなさそう・何を考えているの分からないと言うマイナスなイメージがつきやすい。
首こり・背中のハリ・腰痛→背骨が歪んでくるので色々な所に症状が出てきます。
内臓に負担が掛かり太りやすくなる→猫背で肺が圧迫されて呼吸の量が減る。酸素の量が減るので代謝が悪くなり太りやすい体になる。
自律神経が乱れる→脳の中に下垂体と言う部分があります。下垂体と言う所は体のホルモンを調整しています。姿勢が悪くなるとその下垂体への血流が減ると言う実験結果が出ており、その結果ホルモンバランスを崩し、自律神経が乱れる事があります。
如何だったでしょうか?
普段のなんとなくしている姿勢がこれほど体に大きく影響していると言うことがご理解して頂ければ嬉しいです。
腰痛の方に関しては、特に座り方が大事です。是非、これを機会に座り方を改善してみてください。