いててて…なんだか、最近寝起きだけ腰が痛いんだよなぁ…。なんか固まってる感じ…。これって病気?疲れ?マットレスが悪いの?
なんて思い、あなたはしていませんか?
寝起きって、実は特に痛みがでやすいんです。1日の始まりが痛みから始まるって嫌ですよね。
そこでこの記事では、寝起きに腰痛が起こる原因3つをお伝えした上で、それぞれのベストな解決法をお伝えしていきます。
1日の始まりを痛みなく、すっきり迎えることができるよう、役立てていただけると嬉しいです!さぁ、あなたも朝すっきり起きて、素敵な1日を過ごしましょう!
そもそも腰痛ってなんで起きるの!?
では、腰痛は何故起きるのでしょうか?
寝起きの腰痛の原因をお話しする前に、一般的な腰痛の原因をお話していきます。
腰痛の原因になるのは、大まかにいうと
- 関節
- 筋肉
- 内臓
- 神経
などの問題から起こります。
多いパターンで言うと、関節の動きが悪くなり、その周りの筋肉に栄養がいきにくくなり、腰の筋肉が固まり、痛みが出やすくなります。
また、内臓のはたらきが病気や疲れなどで悪くなり、血流が悪くなって痛みがでることがあります。
では、寝起きの腰の痛みはどうやって起こるのでしょうか?
寝起きの腰痛がひどくなる原因とメカニズム、対策法をお伝えしていきますね。
寝起きの腰痛の原因3つ
では、寝起きの腰痛の原因と解決法を3つずつ、お伝えしていきます。
1、寝具が原因
大抵の人は一日の時間のうち、3分の1は睡眠です。その睡眠がうまく取れなかったら、腰痛も起こりやすくなりますし、日々の疲れが取れにくくなってしまいます。
以下のことにあてはまるところがありましたら、要注意です!
- 朝起きたら首も痛いことが多い
- マットレスが柔らかく、寝ている状態だとお尻がしずむ
- 朝起きてスッキリしない(疲れがとれない)
- 枕が自分のこぶしと比べ、高い
- 枕が首にフィットしすぎている
さて、あなたはいかがでしょうか?
これに当てはまるものがあれば、
ご自分のこぶしの高さの、首が固定されすぎていないものを選ぶ
マットレス・布団は腰やお尻が沈まない程度の少し硬めのものを選ぶ
ようにしてみてください。きっと寝起きの腰の痛みも改善していきます。
もし、寝具を全部変えたけど寝起き腰が痛い!という方は他の原因があるか、買った寝具が合っていないかという可能性があるので、一度残り2つの原因のところをチェックしてみてください。
寝具でカラダは変わるので、是非見直してみてくださいね。
2、関節の硬さが原因
関節は、朝起きたときが一番硬いのですが、その硬さが正常域より硬いと痛みになります。
- 体全体が凝りやすい
- 前屈や後屈をしてみると、以前より硬くなった気がする
- 立ち上がる、起き上がる、などの動作のし始めに痛みがでることがある
- 以前は鳴らなかったのに、動いたときなどに「ポキ」っと音がなることがある
などに当てはまるあなたは、関節の硬さから、寝起きの腰痛が出ている可能性があります。
関節が硬くなると、その周りの筋肉にも栄養が行かなくなって、寝起き以外にも、腰痛が起こる原因になります。
関節の硬さをなくすためには、
夜はお風呂に浸かる
最低でも1日20分ほど、ウォーキングなどの軽い運動をする(荷物を持たずに)
水分を1日1.5リットル~2リットル摂るようにする
暴飲暴食を控える
睡眠時間を最低でも6時間はとる
などということに気を付けてみてください。
関節の硬さは、リンパ液の流れと関連しています。
なので、生活習慣の見直しも重要になってきます。
関節の動きがよくなると、ぎっくり腰や、寝違え、ケガをしにくくなります。
そして、もしそういったことがあっても、治りが早くなります。
だまされたと思って一度試してみてくださいね。
3、腎臓の疲労が原因
腎臓はちょうど腰の位置にあります。
朝起きたときに腰のあたりがズーンと重くて痛いあなたは、腎臓の疲労が原因かもしれません。
なぜなら、腎臓は疲労がでると足方向、腰方向に下垂します。そうすると腰の筋肉を押して、痛みとしてでてきます。
症状としては、
- むくみやすい
- 体のだるさがでやすい(特に下半身)
- 首や、肩甲骨周りも痛みがだるさがある
などがでることが多いです。
腎臓の疲れを取るためには、
水分補給をこまめにする。ただし、寝る前1~2時間は飲まないようにする
外食、お菓子など、塩分を控える
お腹周りを冷やさないようにする
などが大切です。
是非、気を付けてみてください。
あなたはどうでしょうか?あてはまるものはありましたか?
腰の痛みが寝起きに起きる、ということだけでも、これだけ原因があるのです。
複合的に原因が重なっている場合もありますので、すべてチェックしてもらえれば良いと思います。
補足~放っておくとこんな危険性が!早めの処置をしてください~
「寝起きの腰痛だけだったら我慢できるからねー」と、あんまり重要視されていない方もいらっしゃると思います。(この記事を見ているあなたはきっと大丈夫だと思いますが…)
どうして、放っておくとだめなのか、放っておくとどうなるのか?というのをおまけとして、お伝えしていきますね。
先ほど、解消法として、各原因ごとにお伝えしましたが、そういった対処法をしなければこんな危険性があります。
- ぎっくり腰になる
- どんどん悪化して、寝起き以外でも痛みが出るようになる
- (腎臓の疲労の場合)悪い生活習慣を続けていると、将来的に腎臓の病気になる可能性がある
怖くないですか?
もう、痛みが出ている時点で体は悲鳴を上げている状態です。
これくらい…と思わず、解消法を実践してくださいね。
まとめ
あなたは思い当たるところはありましたか?
先ほどもお伝えしましたが、「これくらい大丈夫だと思って…」と放っておいて腰痛がひどくなった方を沢山みてきました。
あなたは、是非、そうなる前に腰痛を解消してくださいね!
この先の未来が、健康で幸せであることを心から祈っています。