PCの作業や字を書く時に、手首が痛い。仕事が立て込んでいるのに何とかしたい。
でも、どんな治療をすればこの痛みが治るのだろうか?そんな疑問ありませんか?
よく患者様から聞くのは、腱鞘炎のときにどこに行けばいいのか分からなかった。
どういう事かというと、整形外科に行けばいいのか?接骨院に行けばいいのか?など、迷うことは無いでしょうか?
この記事では腱鞘炎に対してどんな治療方法があるのか、病院・鍼灸院・接骨院・整体院別でどんなことな治療をしてくれのか?
と言うことを伝えています。
是非、この内容を読む事によってあなたがどのような方法で治すかの手助けになれば良いなと考えています。
腱鞘炎とは?
PC作業が多い人、ピアノをよく弾く人、子供の抱っこが多いお母さん達は良く手を使いますよね?
腱鞘炎に関連する筋肉は、親指を動かす2つの筋肉が重要です。
筋肉の名前は短母指伸筋と長母指外転筋と言い、この二つの筋肉は親指を動かす時によく使います。
何度も何度もPC作業などで親指を使っていると、この筋肉が炎症し腫れてきます。
腫れてくると、この筋肉がずれないように止めているワッカの様なトンネルがあり、
そのトンネルと腫れた部分がぶつかるので痛みが発生します。
腱鞘炎の痛みを段階でわける
腱鞘炎の痛みをレベル分けします。
このレベルは症状に合った医療機関を紹介するときに 使用しますので、自分の段階をおぼえておいてください。
レベル1
何か違和感がある
レベル2
動かし負荷が掛かるとピッと痛みがあるがすぐ収まる
レベル3
動かすと痛みがそこそこある。痛みも尾をひいて痛いがまだ時間がたつと収まる
レベル4
何かの動作をすると痛みが続いていく。痛みが治まるまで時間が掛かる
レベル5
日常生活に支障をきたし、何かと痛みが出てくる
レベル6
何もしなくても痛く、関節が曲げてられない
腱鞘炎の治療方法
整形外科
治療方法:電気をかける、外用薬(湿布)を貼る、抗炎症薬の薬をもらう、酷くなると注射や手術。
*注射:ステロイド注射を行います。ステロイド注射はピンポイントで狙いを定め腱と腱鞘の間に注射液を注入します。即効性があります。
*手術:「腱鞘切開」と言う方法を行います。腱鞘炎とは腱が腫れている状態なので、腱がひっかかる一部分を切開して拡げてやる手術です。
治療家としての私見
営業時間が遅くまでしていないと言うデメリットはありますが、注射などは即効性がありますので腱鞘炎が起きた場合は、整形外科に一番初めに行くのが良いですね。ただ、注射なども技術がいりますので、もし技術が無い所だと辛いですね。
接骨院
治療方法:電気をかける、外用薬(湿布)を貼る、マッサージ、超音波、テーピング固定
治療家としての私見
首こりや肩こりが腱鞘炎に影響しますので、そこをマッサージしてもらったり、患部に超音波や電気をかけることによって、腱鞘炎の炎症を早く引くようにします。レベル4までの腱鞘炎でしたら接骨院で大丈夫です。特に、テーピング固定などをしてもらい時間が経つと痛みが大分引いていきます。
鍼灸院
治療方法:はりや、お灸をする
治療家としての私見
こちらも接骨院に同様、首肩こり、腕の凝りに至るまで腱鞘炎に影響しますので、はりやお灸をすることによって炎症を早く引くようにします。注射には劣りますが即効性があります。鍼灸院の選ぶ状態としては、レベル5までの辛さの人です。ただ、注意点として腱鞘炎の治療が苦手な先生と得意な先生がいますので、一度電話で相談してみる事をお勧めします。
整体院
治療方法:姿勢を治し、肘や指の関節を調整する
治療家としての私見
腱鞘炎は普段の姿勢や体の使い方が負担となり、親指の痛みに繋がっていると考えていますので指だけでなく体全体をチェックして悪い所を治療させてもらいます。指だけ治療しても再発する事が多いように私は感じます。整体院もレベル5までの辛さの方が一度訪れられたよいのではないでしょうか。
自分で出来る腱鞘炎のストレッチ・マッサージ
自分でこの腱鞘炎を何とかしたいと言う方には、マッサージやストレッチがお勧めです。
ただ、程度してはレベル3までの人が対象となります。レベル4を超えると中々自分自身で治すのは難しいです。
マッサージやツボ押しストレッチがあります。
詳しく知りたい場合はこちらのページで詳しく書いてありますのでご覧ください。
https://karada-sem.com/2015/10/29/kensyouentekubikaizen/
さらに、自分で湿布を貼りたい方にはこちらがオススメです。
https://karada-sem.com/2015/11/05/kensyouensippuharikata/
快適に手を動かせるって幸せですよね
腱鞘炎で痛くてどうしたらいいか分からない。どこに行ったらいいか分からないと言う方の
少しでも参考になったのではないでしょうか?
私自身もPC作業のし過ぎで手に違和感があった時はここに乗っている、ストレッチで治しました。
早い目の対処が大事なので、この記事が是非、参考になればと思います。