頭が痛い…。しかもなんか後頭部だけだし…。首の上だから、よくいう「肩こりから」って頭痛かな?色々情報がありすぎて、自分がどんな状態なのかわからない…
あなたはこんなことでお悩みではありませんか?
頭痛の原因にもいろいろあって、どこの病院にいったらいいか分からない…。しかも頭のことだから何かの病気じゃないか不安だし…という声をよく聞きます。
そこで、今回は原因別の症状のタイプと、対処法をお伝えしていきます。
症状のことを知らないがために病院回りを繰り返し、「お金も時間も無駄に使っちゃった!」なんてことがあなたに起こらないように後頭部に起きる頭痛について詳しくお話ししていきますね。
後頭部の痛みと一緒にこんな事でお悩みなら要チェックです!(特に首の付け根など)
あなたは、こんなことでお悩みでないですか?
当てはまることがないか、一度チェックしてみてください。
- 後頭部(頭の後ろの首の付け根近く)が痛くなる事がある
- それが左右どちらか片方に起こる(今回は左というパターンでお話していきます)
- 首の付け根から、頭の上のほうにかけてがピリピリ痛む(また、その周辺の髪の毛を引っ張ると痛む)
- 目の疲れが激しい
- 首こり、肩こりがある
- 目の奥が痛い、または重い感じがする
さて、あなたはどうでしたか?
この記事はこのような症状に当てはまる方に是非読んでほしい記事です。
当てはまるものがある方は是非参考にしてみてくださいね。
なんで左だけ?後頭部が痛む3つの原因
先程もお伝えしたように、今回は左の後頭部だけ頭痛がする方、または、先程のチェックに当てはまった方のご症状の原因についてお話ししていきます。
まずは、原因3つについてお伝えしていきますね。
①目の疲れによる原因
目の疲れ(眼睛疲労)による頭痛は大きく分けて2つあります。
目の神経の伝達
目の神経は目の奥を通って前頭部から後頭部に伝わります。
間脳や中脳というところに行き着くのですが、それが頭と首の付け根にあるのです。
特に左右の視力が違う方、乱視や近視・遠視がある方はその神経が疲れがちな傾向があります。
目の筋肉の疲労
目が見える仕組みは、実はレンズを筋肉によって調節してできています。
パソコンの見過ぎなどでその筋肉を使いすぎると、徐々にピントを合わす筋肉が疲労してきます。
それが酷くなると頭痛にもつながってくるんです。
②頭の神経が原因
首の骨(頸椎)の2番と3番というところから、「後頭神経」という神経がでています。
頸椎の2、3番がヘルニア、狭窄症(首の骨の間が狭くなる)、歪み、動きの悪さなどで神経が障害されている場合、頭にピリピリとした痛みが出ることがあります。
③首の状態が原因
- 首のヘルニア
- 首の変形
- 首の骨の間が狭い
- 首の骨の歪みがある
- 首の骨の間に動きの悪さがある
これらの場合、頭への血流が邪魔されて頭痛が起きることがあります。そして、それに加えて歪みなどの問題が重なると、片方だけ頭痛が起こったりするのです。
さて、いかがでしょうか?「私はこれが原因かも…」と思えるものはありましたか?
次は原因別に症状と、利用するべき医療機関をお伝えしていきますね。
原因別、症状のでかたの違い
ここでは原因に沿った適切な医療機関をお伝えしていきます。
その前に、それぞれの原因でどのような症状が出るのかをお伝えしていきます。
①目の疲れが原因
目の疲れが原因で、後頭部の頭痛が出るケースがあります。そういった方はこんな症状がでます。
- パソコン、スマホをしていると目の奥が痛く(または重く)なってきて、そのあと後頭部が痛くなる
- 近視、遠視、老眼、斜視、ドライアイ、左右の視力の差など、目に関する問題がある
- 休日や画面を見る機会が少ないと頭痛は出にくい
- 目のまわりの筋肉のコリを感じる
- 目がかすむ
- 目がしょぼしょぼする
- 視力が急に低下する
などの症状がでます。
②頭の神経が原因
神経が原因で後頭部に痛みが出る場合は、
- 上を向いたときなどに後頭部がピリピリ痛む
- 痛い部分に生えている髪の毛を引っ張ると痛みが増す
- 一定の場所にシビレや違和感がある
などの症状が出ます。この場合は、まずは整形外科でレントゲンやMRIを取り、治療としては、整骨院や整体でされることをお勧めします。
③首の疲れが原因
首の疲れが原因の場合はこのような症状がでることが多いです。
- 首を動かすと痛みが出ることが多い。
- 手にしびれがある。
- めまい、耳鳴りがすることがある。
- 首こり、肩こりがある。
あなたは、どうでしょうか?
頭痛の原因として、首からきていることが多いです。
こういった場合も、まずは整形外科で首のレントゲンやMRIをとり、信頼できる整骨院・整体で治療を行うと良くなりますよ。
さて、あなたはご自分の後頭部の痛みがどこから来ているかおおよその見当はつきましたか?
基本的に「診断」というのはお医者さんしかできません。
画像診断、血液診断ももちろんお医者さんしかできないことなので、まずはそれぞれの科の病院に行くのが安心です。
その症状、もしかしたら自分でなんとかなるかも!今できる!簡単な対処法
ここでは、頭痛が出る前、出てしまってからしてほしい簡単な対策法をお伝えします。
①目の疲れが原因の場合
先ほどの症状に当てはまったあなたは、まずは眼科で目の状態を把握して、デスクワークをしている人はパソコン用の眼鏡などをかけてみるといいでしょう。
そして、仕事中や仕事終わりに
アイマスクやホットタオルなどで目のまわりを温めたり、目の回りの筋肉をほぐしたりするのもオススメです。
もしこれでも変化がないようでしたら、整骨院に行かれることをお勧めします。
②神経が原因の場合
神経痛が起こっている場合は、症状がある程度進行している状態なので、自分のケアだけで治すというのは難しくなってきます。
必ず整形外科、整骨院に通院の上、早く治すために睡眠を6~8時間とる、水分補給をしっかりする、暴飲暴食をしない、など、基本的な生活習慣の改善を心がけてください。
③首が原因の場合
この場合、普段の姿勢が悪いことが原因のひとつになっていることが非常に多いので
- 電車など、座っている状態で寝ない
- うつぶせにならない
- 携帯やタブレットを見るとき、読書をするときなど、首が下に向きすぎないようにする
以上のことに気をつけてください。
病院めぐりをする前に是非参考にしてみてください
冒頭でお伝えしたとおり、どこの病院に行ったらいいか分からなくて、病院めぐりをされる方が多いです。
病院めぐりをしている間に時間がたって症状がどんどん悪化した・・・なんてこともあります。
そうなる前にだいたいの後自身の症状の原因の目星をたてて、病院にいかれるとスムーズに治療ができると思いますので、そのために参考になれば幸いです。
今あるご症状はよくなりますので、改善に向けて頑張りましょう!