友達から肩こりに効くツボを聞いて押してみたけど、効果がないむしろ痛くなっているような感じがする。友達は楽になったと言っている のに自分には効果がない。ツボの位置が間違っていた?こんな経験ありませんか?
ちゃんと聞いた所を押しているはずなのに効果がない、ちゃんとこの場所であっているか少し不安になりますよね。
この記事では、正しいツボの位置と押さえる強さ、ツボといっても色々ありますので、肩こりに効くツボをいくつかご紹介します。 肩こりに効くツボの正しい位置や押さえ方を知ることで肩がとっても楽になるのでぜにお役立てください。
ツボを押すとなんで肩こりがとれるの?
ツボを押すと肩こりが楽になるのはなんでだろう?と思ったことはありませんか?肩にあるツボ を押すと楽になるのは、なんとなくわかると思いますが手や肘にも肩こりに効くツボがあります。
肩と違う場所を押して肩こりが楽になるのは、筋肉を刺激しているのではなく神経を刺激してい いるからなんです。神経を刺激することにより、血管、筋肉の働きが良くなります。
これにより 血液を流す力が強くなり、ツボを押すことで神経が刺激され血液の流れが良くなります。 手や肘にあるツボを押すことで肩から手にかけての神経が刺激され血液の循環が良くなり、肩 こりが解消されます。
でもツボを押しても効果がないことも、、、そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
ツボを押しても効果がないことも?
肩こりに効くツボを押しているのに全然肩こりが解消されない。それなら肩の筋肉を押していた 方がずっとましだという方も多いのではないでしょうか。 そもそもツボってどうやって決めているのでしょうか?
ここが肩こりに効くツボや腰痛に効くツボ 、風邪を治すツボなんかもあります。 ツボというのは統計学からツボを決めていると言われています。ここを押した時に100人中90人が 肩こりに効いたのでここは肩こりに効くツボって感じです。
なのでツボを押しても効果がない事があります。でもツボが無くなった訳ではないので、場所を 指1本分上下左右にずらしてみてください。その付近にあることが多いです。
ツボを押しても効果がない場合は一般的に言われているツボの位置が少しずれているかもしれ ませんね。 ツボに当たっている感覚は人によって違うのですが、大きく分けて3つです。
ツボに当たっている感覚
- ズーンと重たくなる
- 気持ちのいい痺れがでる
- だるくなる
などの感覚がでればその場所で合っているといっていいでしょう。 次はツボを押しても効果がないだけでなく痛みが強くなる場合をお話しさせて頂きます。
ツボを押して痛くなるということは、、、
ツボを押して痛くなるという事は原因は1つです。
強く抑え過ぎ
ツボは神経を刺激して血流を良くするものですが、神経に刺激を入れるのも、皮膚や筋肉越し に入れることになります。強く抑えると筋繊維が切れてしまいます。筋繊維が切れるということ は怪我をしている状態で、ひどい筋肉痛のような感じです。
強く抑えれば良くなる気がするのはわかりますが、大切なのは神経に刺激を入れるということ です。
では、実際に肩こりに効くツボをご紹介します。
厳選!肩こりに効くツボの場所トップ3
百会(ひゃくえ)
頭にあるツボで、頭の丁度真ん中にあります。両耳の穴を結んだ線上の真ん中にあります。 百会は万能のツボとも言われていて色々な効果があります。その中でも1番大きな効果は 自律神経を調整できるとい点ですね。自律神経を調整することで、肩こりなどにも有効なツボ です。
天柱(てんちゅう)
うなじの生え際にある太い筋肉の内側にあります。天柱は特に精神的なストレスからくる肩こり に有効です。
肩井(けんせい)
乳首からまっすぐ上に引いた線上にあり肩の一番高い所にあります。肩井の近くには太い血管 が走っていてそれを支配する神経を刺激することで血流がよくなります。特に血管が太いので 肩まわりの血流改善にはすごく有効です。
これで正しいツボの位置はわかりましたよね。でもその位置を強く押せばいいという訳では ありません。正しいツボの位置に正しい押し方をすると最大限の効果が得れます。
正しいツボの押さえ方
正しいツボの押さえ方のポイントは2つです。
強く押さない
グイッと強く押したくなりますよね。ツボは押さえるというより当てるという感じです。少し圧を 加えて硬い所で止まります。ここで持続的に圧を加えていくと勝手に指が吸い込まれていくよう に動いていきます。動きが止まったところで終わりです。3回~5回繰り返して行うといいでしょう
まっすぐ押さえる
基本的には垂直に圧をかけていきます。圧の方向が分散すると反応しないことがありますので まっすぐに押さえていくことが重要です。 この2つのポイントを意識してやると効果が最大限に引き出せるでしょう。
では、それぞれのツボの押さえ方を見ていきましょう。
百会押さえ方
天柱押さえ方
肩井押さえ方
中指の腹で下に向かって押さえましょう。
肩こりに効くツボの正しい位置と正しい押し方を知れば必ず効果はでます。正しいやり方で 正しく効果を出しましょう。