頭が痛い…。何かの病気かと思って病院に行ったが「偏頭痛です」と言われ、薬をもらって帰宅。薬を飲んでいたら頭痛は治まるけど、ずっと飲んでいないといけないのだろうか…。かといって毎日頭痛を我慢するのは大変だし…。そもそも偏頭痛って何?何が原因で起こるの?
あなたはこのような事でお悩みではないですか?
実際、このような声を聞くことは非常に多いです。そして「私(僕)は頭痛持ちだから一生付き合って行かないといけないんだ…。」とあきらめてしまう方も沢山います。
例えば肩こりが激しい場合、「あ、昨日パソコン作業が多かったからかな?」とか
「書き物をしたからかな?」をいう風に思われるのではないでしょうか?
でも、頭痛が起きたとき「風邪かも…」「病気かも…」「昨日飲みすぎたかな?」と思われることはあっても、
「姿勢が悪いからかな?」「最近ストレスが多いからかな?」などとは、思い浮かびにくいと思います。
このように頭痛の場合は「なんでこうなったかわからない」と
おっしゃる方がすごく多いんです。
そして、病院に行けばたいていの場合は「片頭痛」「緊張性頭痛」と言われ、
お薬を処方される…というパターンが多く、「薬に頼らず、自分で頭痛を起こらないようにしたい!」と
いう方には何を改善したらいいのか、どういった治療が適切なのか、がとても分かりにくいと思います。
そこで、この記事では、一般的に原因不明といわれる頭痛(片頭痛なども含め)の詳しい原因をお話ししていきます。
本当の原因を知って、原因に対してケア、または治療をすることで、必ず頭痛は改善されます!あきらめないで、まずはあなたの原因を
知ることから始めてください。
聞いた事ある!?頭痛の種類3つ
ここでは、まず、皆さんも一度は聞いた事がある、一般的な頭痛の種類を
ご紹介します。
①偏頭痛
これは聞いた事がありますよね?
症状的には、
- こめかみあたりがガンガン、ズキズキする。
- 雨の日の前、気温が下がる前に頭痛がすることが多い。
- 嘔吐や吐き気、めまいも同時に起こることがある。
- 光に敏感になったり、頭痛が起きる前に目がチカチカすることがある。
などです。
②緊張性頭痛
これも聞いたことがある方が多いと思います。
3つの種類の中では、1番多いと言われています。
一言でいうと「首や肩からくる頭痛」の事を指します。
症状は、
- 締め付けられるような痛みする。
- 首や肩のコリが強くなると頭痛が出てきたり、強くなったりする。
- めまいも同時に起こることがある。
- お風呂や、運動など、血流がよくなると痛みが和らぐ。
などです。
③群発性頭痛
これはあまり聞いたことがないかもしれません。
現代の医学では、はっきりした原因が分からないと言われていますが、
自律神経が原因ではないかと言われています。
症状は
- キリでさされたような痛みや目の奥がえぐられるような激痛が起こる。
- 「群発期」という期間があり、1~2ヶ月痛みが続くことがある。
- 涙や鼻水がでることがある。
と言われています。
以上の3つです。
では、これからは、それらの詳しい原因、
実際に頭痛が治っていった方の原因についてお話ししていきます。
じゃあそれの原因は?なぜ頭痛が起きるの?
頭痛が起きる原因は4つあります。
一度先ほどの3種類のタイプの症状は忘れてもらって、
どれに当てはまるかチェックしてみてください。
①首が原因
首の骨の歪み、頸椎椎間板ヘルニア、頚椎症、首の骨の動きの悪さが原因で
頭への血流が悪くなり、頭痛が起こるタイプです。
症状としては、頭痛と一緒に
- 首や肩の凝りがひどい
- 肩~腕~指のシビレ、だるさがある
- 首を上や下、左右に動かしたときに痛みがある
- よく寝違える
- 朝起きたときに首が痛かったり、だるかったりする
- めまいがすることがある
などといった症状が起こりやすいです。
②姿勢が原因
このタイプは首が原因の場合と似ている症状がでることが多いです。
姿勢が悪いことによって、背骨の中の体液がうまく流れなくなってしまい、頭痛が起こります。
頭痛のほかに
- 上を向いたときに首が痛み、腰を反ると腰に痛みが出る
- 首~背中~腰にコリがある
などの症状が同時に起こることがあります。
また①の症状に加えて、これらの症状が起こる場合も多いです。
・デスクワークなど、姿勢が悪くなる要素が多い
・胃腸が弱い(腹痛が起こりやすい、便秘や下痢になりやすい)
方はこのタイプの原因であることが多いです。
③内臓の疲労が原因
この場合は内臓の機能低下が原因で、頭に栄養(血液、リンパ液)が送れないタイプです。
症状は
- めまい、吐き気、耳鳴りも一緒にでることがある。
- 全身のだるさ
- 食欲不振、食欲亢進(食欲が異常に旺盛になる)
などです。
このタイプは
・お酒をよく飲む
・甘いものをよく食べる
・脂っこいものをよく食べる
・内臓の持病がある
・睡眠が6時間未満である
人に多くみられます。
④自律神経が原因
自律神経とは、おおまかに言うとリラックスと緊張のパランスです。
自律神経は、血管や汗腺(汗が出る線)、内臓などにも関連しているので自律神経が乱れると、全体的な
不調がでることも少なくありません。
頭痛のほかに
- めまい、吐き気、耳鳴り、肩こり、腰痛など、全体的な不調がでる
- 寝つきが悪い
- 食いしばり、歯ぎしりなどをしているときがある
- 気温のわりに異常に暑がったり、汗をかいたりする
- 事故でむち打ち症と言われたことがある
- 便秘と下痢を繰り返す
などが起こることがあります。
さて、いかがでしょうか?なにか当てはまるものはありましたか?
意外なものも、そうでないものもあるとは思いますが、実際に頭痛が治っていった方は
こういうところを改善しています。
「頭痛持ち」なんて存在しないあなたの頭痛、きっとよくなります!
あなたは、「私は頭痛持ちだから」と思われていないですか?
「肩こり症だから」「腰痛持ちだから」と思われている方も同じです。
毎日どこかが痛いけど、そういう体質だから仕方ない、と思われている方はとても多いです。
でも、ちょっと待ってください。
もちろん、人によってどこかが弱りやすい、どこかが疲れやすいってことは
ありますが、毎日同じように症状が続くのは、当たり前ではありません。
基本的には疲れや痛みは一日寝て治るのが普通の健康の状態です。
そして、それはあなただけ特別に疲れが取れない体質だ!なんてことはないのです。
なので、諦めないで下さいね。
まとめ
あなたのこれからの人生が健康で幸せであるために、まずはご自分の状態を知ることがとても重要です。
まずはご自分の状態(原因)を知って、
それを改善する為の一歩を踏み出してみましょう。
あなたのお体は必ずよくなります!